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JPCAパーソナルカラーアナリスト®養成講座 ~受講者の声 #52~

JPCAパーソナルカラーアナリスト®に認定された海上綾さんから養成講座の受講者の声が届きましたのでご紹介いたします!

自分の「好き」を基準に生きる。

大学を卒業して、憧れだったテレビ番組制作の仕事でキャリアをスタートさせました。映像演出を志し、やりがいを持って続けていましたが、自分の時間や趣味も大事にできる働き方をしたいと考えるようになり、30歳を前にべつの道を模索しはじめました。数年後コロナ渦に突入して、「この先、どう自分らしく豊かに生きていくのか」を改めて真剣に考えたとき、生活のなかで 好きではないこと・やりたくないこともたくさんやっていたことに気がつきました。もっと「自分の好き」に絞って日々物事を選択したいと思い、そのころに始めたのがいけばなや乗馬、そして色の勉強でした。

地域特有の美しい「色」に魅せられて…

実家のある三重県の南部はとても自然が豊かな地域で、特に春から夏にかけて新緑の季節の若葉が混じる山の緑と、川や海の透明感のある青のコントラストがとてもきれいで好きでした。

同じ自然でもその地域特有の「色」があります。たとえば同じ「青」でも、旅行で訪れたモロッコでは、世界遺産の旧市街フェズの街で建築物や陶器などに見られる濃くて深いフェズブルー。街全体が青くペイントされたシャウエンの濃淡あるブルー。

また、代表的な観光都市の一つであるマラケシュは褐色の土をつかって街がつくられているため赤い街と呼ばれていますが、イヴ・サンローランがかつて別荘として住んだマジョレル庭園にペイントされた鮮やかなマジョエルブルーは植物と調和がとれていてとても印象的で、どれもそれぞれの地域や文化をまとった特有の色でした。

マジョエルブルー

近代美術に関心を持つようになってからは美術館を巡ることも多くなり、いけばなや乗馬で目にする自然や植物、そしてさまざまな美術作品に触れるなかで、さらに「色」への関心は高まりました。

人が好き×色が好き!「自分らしい」で自信をもつ

「好き」を基準に、自分らしく、自信を持った人間になりたいと考え、始めた色の勉強でしたが、「人」が好きなこと、そして「色」が好きなことを合わせ踏まえると、パーソナルカラーアナリストは自分らしい仕事としてぴったりなのでは、とやる気が湧きました。JPCAパーソナルカラーアナリスト®養成講座では、顔の変化と四属性(色相・明度・彩度・清濁)を結び付け、最終的にどの属性の調子がその方に似合うかというところに辿り着くために、とても多くの時間を使って勉強させて頂きました。顔の変化を見て、それから属性に結び付ける。その基本の考え方をしっかりと教えて頂いたと思います。分析診断の実践を学んだ率直な感想は「思っていた以上に難しい!」でした。しかし、これからどう行動するかは自分次第。不安もありますがいろいろ挑戦してみたいという楽しみの方が大きいです。一緒に受講した皆さんと意見交換したり、練習会をしたり、励まし合いながら頑張っていけたらと思っています。

私の考える「パーソナルカラー」

パーソナルカラーの素晴らしいところは、人を魅力的に見せ、自信を与えることができる心強い味方になれるところです。私たちアナリストは、お客さまのことをとてもよく見て、よく考える。人生は一期一会。どんな出会いも時間も人生を俯瞰してみると刹那だと感じるので、そのなかで人との出会いを大切にして、何かを与えられる人間になりたい。その一つとしてパーソナルカラー診断で、お客さまに一番似合う色を導き、少しでも自信と魅力が輝くお手伝いができたら、とても充実した活動になると思っています。

オンリーワンのパーソナルカラーアナリストを目指して

現在は会社員として企業に勤めて映像に関わる仕事をしていますが、パーソナルカラーアナリストとしても今後活動をはじめる予定です。チャレンジを続けながら、自分なりに試行錯誤して歩みを止めずにやり進めていきたいと考えています。自分らしい感性を生かしたアナリストでありたいし、、ポケットからいつでもドレープがでてきて診断をはじめるような、そんな瞬発力があって気軽で身近な、さらにはビジネスプロモーションも担えるような、頼れるパーソナルカラーアナリストを目指したいです。まずは自分のサロンを開き、企業やイベントなどさまざまな場所で診断させていただけるように力をつけていきたいです。


JPCAパーソナルカラーアナリスト®
海上 綾