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JPCAパーソナルカラーアナリスト®養成講座 ~受講者の声 #32~

今回の受講者VOICEは、最近はご自身で蕎麦打ちを始めたという岡本千亜紀さんです!

メガネの世界的産地・鯖江

福井県鯖江市で、メガネのデザイナーをしています。自社のプライベートブランドや、ライセンスプランドが多数あり、私は主に女性向けの商品開発を担当しています。
デザインを描くだけでなく、発注用の図面作成やカラーバリエーションの考案などのプロセスも担当するので、商品となって世の中に出ていき、自分のデザインした商品を身に着けている人を見つけたときは、「ありがとう!」と言いたくなるのをグッと押さえて喜んでいます。

「色がキレイなメガネブランド」をプロデュース

この業界に入った当時は、メタル素材のメガネに施すカラーは、ゴールド、シルバー、ピンク、バイオレット、ブラックの組み合わせが主流で、とても保守的なものでした。
今では施せる色の種類が増え、選択肢が非常に増えたので、数年前に立ち上げた女性向けのプライベートブランドのコンセプトのひとつは「色の配色へのこだわり」に。キレイだけれどメガネとしては馴染みのない色を採用したり、配色の効果などの色彩調和を大切にしてきました。

メガネとパーソナルカラー

メガネは顔に直接かけるものなので、パーソナルカラーで肌の色への影響を加味した色展開の提案ができるのでは?とパーソナルカラーを学び始めました。色の細かな色調、着用した時の色の効果や見え方を気にするようになり、配色の幅も広がりました。
会社でもJPCAでパーソナルカラーの勉強をしていることを公言してきたことで、商品のカラー提案で色の説明をするときに納得してもらえる事が増えた、という実感があります。

アナリスト養成講座を受けて…

色々な年齢、環境にいる皆が頑張る中に身を置けたことは自分にとって良い刺激になりました。また、アナリスト養成講座で教えて頂いた先生方が皆美しく、それぞれに独自の雰囲気を持たれ、話し方や所作も上品で、立ち居振る舞いの勉強にもなりました。
長くメガネの世界に身を置き、商品開発側に立っていますが、それに加えてパーソナルカラーを取り入れた接客もしてみたいと思いました。メガネを選ぶ時、視力の悪い方がほとんどなので、試着時はご自身で見ることが難しい方が多いです。
パーソナルカラーアナリストとしてお似合いになる色を診断し、そこから似合う1本をご提案して、どうしようと迷える方々の役に立てたら良いなと思います。

JPCAパーソナルカラーアナリスト®として、メガネデザイナーとして。

以前、自社運営のメガネ店で、カラー相談というイベントを行ったのですが、その時はまだパーソナルカラーアドバイザーでした。JPCAパーソナルカラーアナリスト®になった今、次回はアナリストとしてパーソナルカラー診断も組み込んだメガネのカラー相談会というのを企画提案してみたいです。デザイナーとして、メガネは、見て楽しめるもの・身に着けて心地よいものにしたいと思っています。
メガネを自分で見ることができるのは、置いてあるときだけなので、その時に「いいね」と思える配色にする事にこだわっています。そして、選んだいただけたメガネが、ご自身でも気に入られ、お友達からも似合うわね、と褒められるものであれば本当に幸せです。

JPCAパーソナルカラーアナリスト® 岡本千亜紀
mail okamoto.a3g@gmail.com