JPCA講師養成講座　～受講者の声 ＃17～

JPCA講師養成講座を受講し、JPCA講師に認定された「顔タイプヘアデザインマイスター®」 の資格も持つ、美容師・及川泰子さんにインタビューをしました！

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普段はどんなお仕事を？？

『ハサミと色の力で、毎日を健やかに過ごせるヘアデザインを作ること』をモットーに美容師の仕事をしています。パーソナルカラー診断や顔タイプ診断®などの理論を取り入れたサロンワークが強みです。

お仕事の中でパーソナルカラーの知識を活用されてるんですね！

その他にも、JPCA講師の資格を活かしてパーソナルヘアカラー講座を開催しています。 こちらはお客様から「私に似合う髪色って何ですか？」と聞かれたときに答えられなくて困っている…という美容師さんやパーソナルカラーリストさん向けの講座ですね。

及川さんご自身は、なぜパーソナルカラーに興味を？

私自身が年を重ね、だんだん似合う洋服がわからなくておしゃれが楽しくなくなった時期があったんです。 美容師なのにそれはどうなの？と悩んでいたときに常連のお客様が「パーソナルカラー診断を受けたよ！」と教えてくださって、そこで初めて存在を知りました。でもその方、診断結果をほとんど活かせていなくて、結局悩みが解決していなかったんです。「なんで活かせていないんだろう？ もし美容師がパーソナルカラーを知っていれば、そんな方のアフターフォローができるかも！」と直感的に感じて勉強を始めました。勉強を始めて自分の生活にカラーの知識を取り入れられるようになると、自己肯定感が上がって、おしゃれやサロンワークがまた楽しいと思えるようになりました。

そして今回はJPCAの講師養成講座を受講されたんですね。

はい。美容業界においてこれからの時代、パーソナルカラーの知識はマストだと思います。 人の見た目を整える美容関係者にパーソナルカラーの正しい知識を広げるためにも、受講を決めました。

数あるパーソナルカラー関連の協会様を調べた上でJPCAに決めたのは、イエベ・ブルベや似合う・似合わないといった知識やカテゴライズに終始するのではなく、実践的に色を見極める訓練に特化し、色の効果を言語化して現場で活用できる実務的なところに惹かれたからです。

実際の講座は、いかがでしたか？

独学でカラーの資格はいくつか取得していましたし、他のスクールでパーソナルカラーコンサルタントの資格もとっていたので、まぁ大丈夫かな？と思っていたのですが…全然ダメでした！笑

自分が知っているのと、それを相手にわかるように伝えるのは大違いですね。 仕事柄おしゃべりは得意でしたが、それは一対一でのこと。 講師は一対多数ですし、様々な生徒さんに対して、求められた条件内で授業を組み立て、必要な資料を作成し、惹きつけながら話すスキルが必要です。

講座では舟橋副理事長が直々にご指導してくださったので、生徒として大変勉強になりましたし、柳澤先生のサポートも手際が良くて、自分が講師の立場でオンライン講座を開催する際の貴重なお手本を見せていただきました。

実際に授業を組み立ててプレゼンする最後の試験はドキドキでしたが、無意識の癖の指摘や第三者的視点でのアドバイスなどたくさんのフィードバックをいただけて、とても成長できたと思います。

お疲れ様でした！今後のお役に立てそうですか？？

もちろんです！秋からは専門学校で講師として色彩技能パーソナルカラー検定®対策講座を担当する予定ですし、美容関係者向けの講座も増やしていきたい。個人様向けや法人様向けなど、様々な対象者に合わせた講座にチャレンジして、日本各地を周りたいくらいの気持ちです！

やる気に満ち溢れたコメントをありがとうございます！パーソナルカラーのチカラは偉大ですね。

そうなんですよ。診断の結果だけに振り回されている方が多い気がしますが、正しくパーソナルカラーを活用して、もっとたくさんの色にチャレンジしてもらいたいです。 この色が似合うか似合わないか、判断して終わりではなく、配色法で印象操作が出来たり、 属性の効果でコンプレックスを解消をしたり、なりたい印象に近づくことが出来るのがパーソナルカラーの醍醐味。私も美容師として、「流行ってるし、よさそうだからこれにしましょう」といった感覚頼りではなく 、「このブルーベースの色を使うと美白に見えすっきり透明感が出ます。またはこの低明度の色だと輪郭も引き締まりシックで大人っぽい印象になりますよ」 など、お客様の理想に近づけるよう、これからもハサミと色の力で健やかなヘアデザインを作っていこうと思います。