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JPCAパーソナルカラーアナリスト®養成講座 ~受講者の声 #50~

JPCAパーソナルカラーアナリスト®に認定された及川 裕基さんから今回の養成講座を修了しての受講者の声が届きました!

色彩への情熱と経験が育んだ、私の原点

私は現在、父が経営する業務用厨房機器メーカーで事務や営業をこなす傍ら、社内カタログのデザイン・企画を主に手掛けています。お客様に製品の魅力が伝わるよう、より見やすいデザインや配色を心掛けて制作したところ、大変ご好評をいただけました。

「色」への情熱は、10年以上前に自分の可能性を広げようとグラフィックデザインを学んだことに端を発します。デザインの奥深さに触れ、さらに配色スキルを磨くべく色彩検定2級に合格。その勢いのまま、なんと1級も一発で合格することができました。色彩の知識が深まるにつれ、デザイン制作にも一層の自信と喜びを感じるようになりました。

パーソナルカラー診断への疑問から生まれた、新たな決意

そんなある時、パーソナルカラー診断を受ける機会が何度かありました。ところが、イエローベースの「春」と言われたり、ブルーベースの「夏」や「冬」と言われたりと、診断のたびに異なる結果が出ることに正直なところ疑問を感じました。「本当はどのシーズンが似合うんだろう?」と考えたところ、新たな学びへの扉が開きました。

「それなら、私が診断できるようになればいいじゃないか!」

曖昧な情報に振り回されるのではなく、自分自身で正しい知識とスキルを身につけ、納得のいく答えを見つけたい。そして、もしかしたら私と同じような疑問を感じている人の力になれるかもしれないと考え、パーソナルカラーアナリストを目指す決意しました。

そのステップとして、色彩技能パーソナルカラー検定®モジュール1(初級)~モジュール3(上級)を受験しました。
元々色の知識はあったとはいえ、さすがにモジュール3になると、顔の見え方の違いまで見分けなければならず、正直なところ苦労しました。実は、私は人の顔を見るのが苦手で、それを克服したいというのも、アナリストを目指すもう一つの大きなきっかけでした。しかし、ここも一発で合格できました。

養成講座を受講して・・・

モジュール3合格後は、いよいよJPCAパーソナルカラーアナリスト®養成講座が始まります。ここからがまさに本番だと感じています。実際にドレープを当てて診断するのはこの養成講座からで、色の四属性(色相・明度・彩度・清濁)で似合う色を導き出す、そんな実践的な実習を重ねていきます。

どの色が似合うのかを考えるのは確かに苦労する半面、色を合わせる楽しさをこれほどまでに実感できる瞬間はありません。まさに、理論と実践が結びつき、色の持つ無限の可能性を肌で感じられる貴重な時間です。

同じ赤でも似合う赤と似合わない赤がある

とにかく赤が大好きで、気づけば服や持ち物は赤ばかり選んでいました。その鮮やかさや力強さに惹かれ、私にとって赤は自分を表現する色でもありました。しかし、今回の学びを通して、同じ「赤」の中にも、私に似合う赤と似合わない赤があることを肌で感じました。この「似合う赤」と「似合わない赤」を見極める感覚こそが、理論を実践で学ぶパーソナルカラー診断の醍醐味だと実感しています。もちろん赤だけでなく、他のどんな色にも共通して言えることです。

男性にもおすすめの資格です

私のように、パーソナルカラー診断で異なる結果が出て戸惑った経験のある方、そして「自分で色の真実を解き明かしたい!」という探求心をお持ちの方には、ぜひこの講座をおすすめしたいです。この学びを通して、色の世界がさらに深く、そして確かなものになることを確信しています!

また私が受講した回では、男性は私一人でしたが、男性アナリストの人数はまだ少ないのが現状です。しかし、最近ではメンズファッションへの関心や美的意識が強くなり、パーソナルカラー診断の需要も高まっています。だからこそ、この資格は男性にも自信を持ってお勧めしたいです。

今後の野望は・・・

養成講座で得た知識とスキルを活かし、今後は副業として、特にメンズを得意としたイメージコンサルティングを行いたいと考えています。ビジネスシーンでの信頼感向上から、カジュアルな日常のスタイル提案まで、自信を持って色をまとい、自分らしい魅力を最大限に引き出せるようサポートしていきたいです。特に、個人の魅力を最大限に引き出す「セルフブランディングカラー」のプロデュースにも力を入れ、カラーの力を通して、多くの方々の人生をより豊かにするお手伝いができることを楽しみにしています。


JPCAパーソナルカラーアナリスト®
及川 裕基