
※女性の顔写真は「A」と「B」同じものを使用しています
2人の顔を見比べると
左の「A」の方は肌に黄みが乗ってふっくらした印象に
右は「B」は顔の色みが抜けて、白くすっきりとした印象に見えませんか?
こう見えるのには、「理由」があります。
なぜ、そう見えるのかを詳しく解説します!

「A」と「B」の赤色の大きな違いは、
イエローベース(黄み寄り)とブルーベース(青み寄り)の違いです。いわゆるイエベ・ブルべのことです!!
パーソナルカラーではイエローベースとブルーベースのことを、色の属性(ぞくせい)の一つ「色相(しきそう)」と呼びます。

ちなみに、「A」の色がイエローベース(黄み寄り)の赤で、「B」の色がブルーベース(青み寄り)の赤です。
「色」の効果によって顔は変化して見え、その変化には法則性があり、とても理論的です。
例えば色相の場合・・・
「イエローベース」の色を当てると誰でも肌に黄みがのって見え、「ブルーベース」の色を当てると誰でも肌が白く見えます。
この変化は<誰にでも>同じように変化して見えることが特徴です。
では、今度は緑色で、顔がどのように見えるか見比べてみましょう!

「C」と「D」を比較すると、「C」はイエローベース(黄み寄り)の緑、「D」はブルーベース(青み寄り)の緑です。赤色の時と同じように、「C」の方が肌が黄みを帯びて見え、「D」の方は肌が白くなったように見えませんか?
このように、どんな色においても同じような効果があります。また、この他にもイエローベース・ブルーベースには、以下のように見える効果もあります。
・イエローベース(黄み寄り)・・・血色よく健康的に見える/温かみがあり親しみやすい印象
・ブルーベース(青み寄り)・・・色白に見える/クールですっきりとした印象

これらの「色」の効果によって、顔は変化して見えます。
「A」と「B」の2つの赤を比較すると
「B」の色はブルーベースなので「A」の顔よりも「B」の顔の方が、「肌の色が白く」「すっきり」とした印象に見えるのです。
ここまで色相について説明してきましたが、他にも色の属性があります。
まず、「色相」「明度」「彩度」があれば色を表示でき、これを「色の三属性」といいます。パーソナルカラーでは、顔の変化を見るために必要な「清濁」の属性を加えた「色の四属性」が基本となります。

①色相(しきそう):黄み寄り・青み寄り(同系色で比較)
→顔色に影響
②明度(めいど):明るさの度合い
→顔色の明・暗や、顔の大きさに影響
③彩度(さいど):鮮やかさの度合い
→顔の印象の強弱や、肌の色の鮮やかさに影響
④清濁(せいだく):澄んだ色(クリア)か・濁った色(ソフト)か
→肌の質感や、顔の線の見え方に影響
これらの四つの属性それぞれに、顔に与える「色の効果」があります。パーソナルカラーは、この色の四属性を理解することがとても大切です。
インスタグラムでも
それぞれ詳しく解説しているので
是非チェックしてみてください!
このようなパーソナルカラーの基礎を段階的に学ぶことができるのが「色彩技能パーソナルカラー検定®」です。
また、「色を見分ける力が身につく」ことも大きな特徴です。

実際に売られているお洋服やコスメなど様々な商品には、色を区別できる番号や記号がついているわけではありません。つまり、「自分で色を見分ける力」が、パーソナルカラーを‟知るため”にも‟活用するため”にも、とても重要です。
検定では、実際に色を見分ける問題が豊富に出題されるので、検定を通して色を細かく見分ける力をつけることができます。この技能は色を見分ける訓練を繰り返し行うことで、身に付けることができます。
<試験問題のイメージ>
<配色ワークブック 学習イメージ>
※配色ワークブックは色を見分ける学習に役立ちます。(配色ワークブックモジュール1・モジュール2)
実際にはどのような問題が出されるのか?
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